ドローンと旅客機の衝突事故について

イギリスでドローンと旅客機が追突する事故が発生したというニュースを見ました。
幸い、今回ドローンは機体に衝突しましたが、大きな被害はなく乗客乗務員は無事だそうです。
しかし、ドローンがジェットエンジンに衝突したり、フロントガラスに衝突するとエンジンが破壊されたり、フロントガラスが割れたりして、最悪の場合墜落事故にも繋がりかねないということでした。
ドローンは空中からの素晴らしい映像を私たちに見せてくれます。ドローンの操縦コンテストも世界大会が行われていてとても楽しそうです。
山奥など人がたどり着きにくい場所に住む住民の方に薬など必要物資を簡単に届けることができるようになる可能性のある便利な道具です。
宅配にドローンを使う実験が行われているというニュースを以前にみて便利な世の中になりそうだと思ったことがあります。
さらに、この度熊本県で発生したような地震災害などでの救助活動にも活躍できる可能性を秘めている素晴らしい道具です。
しかし、道具は使う人間次第。愛好家の皆さんにはマナーを守ってドローンと付き合っていってもらいたいです。

関西テレビの割り込み事件

熊本地震を取材中の関西テレビの中継車がガソリンスタンドで給油待ちの列に割り込んで給油したというニュース。
初めて耳にしたとき信じられませんでした。
真実の報道を発信する重要なお仕事ですが、被災された方が何時間も待って給油する中で、住民の方に注意されながらもそれに聞き耳たてず給油を行った。
やってはならないことをやってくれました。
東日本大震災を経験した私もガソリン・灯油の調達には苦労しました。
ガソリンスタンドに行っても給油できないのはわかっていながら、給油車が来たらガソリン・灯油が手に入ると思い、何日もスタンドの前で待機している車もたくさんありました。
今回のニュースであの時のことを思い出し、もしあの時にそんな無礼者がいたらと怒りがこみ上げてきます。
いい画が撮りたいとか、いいコメントをもらいたいとか、その気持ちもわからなくはないが「報道だからいいんだ」という気持ちがあったのではないでしょうか。
報道の前に、被災者の気持ちをちょっとでも気にかけてくれていたら、このような行動はとれないはずだと思います。
切ない気持ちになりますが、災害が発生した時には、少なからず無礼者が現れるのはたしかなことです。

報道ヘリへの批判とドローン活用の期待

熊本地震に関連して、報道ヘリコプターの騒音について批判するネット上の声や、JCASTニュースなどの記事が見受けられます。大災害と切っても切れない二次災害的な問題の一つであり、東日本大震災の時にも取り上げられた話題です。
自衛隊やドクターヘリなど、救命活動の人員が乗っているならともかく、報道のヘリコプターによる取材は、少なくとも被災地にとって大きく役に立つものではありません。ゼロにしてほしいとは思いませんが、国際的なスポーツ競技の中継と同様、報道機関を代表して1~2台にまとめるなど、一定の配慮は必要だと思われます。
このたび、報道機関ではなく国土地理院が、熊本地震で崩壊した阿蘇大橋をドローンで撮影した映像を公開しました。被災地に踏み込まないことと騒音が少ないことはドローンの利点であり、震災報道に活用することは有効であると思います。半面、被災者や被災家屋を無断で撮影してしまうことや、操縦に慣れないことによる事故などへの懸念があり、震災報道のツールとしてドローンが安定的に活躍するにはまだまだ時間がかかるでしょう。