関西テレビの割り込み事件

熊本地震を取材中の関西テレビの中継車がガソリンスタンドで給油待ちの列に割り込んで給油したというニュース。
初めて耳にしたとき信じられませんでした。
真実の報道を発信する重要なお仕事ですが、被災された方が何時間も待って給油する中で、住民の方に注意されながらもそれに聞き耳たてず給油を行った。
やってはならないことをやってくれました。
東日本大震災を経験した私もガソリン・灯油の調達には苦労しました。
ガソリンスタンドに行っても給油できないのはわかっていながら、給油車が来たらガソリン・灯油が手に入ると思い、何日もスタンドの前で待機している車もたくさんありました。
今回のニュースであの時のことを思い出し、もしあの時にそんな無礼者がいたらと怒りがこみ上げてきます。
いい画が撮りたいとか、いいコメントをもらいたいとか、その気持ちもわからなくはないが「報道だからいいんだ」という気持ちがあったのではないでしょうか。
報道の前に、被災者の気持ちをちょっとでも気にかけてくれていたら、このような行動はとれないはずだと思います。
切ない気持ちになりますが、災害が発生した時には、少なからず無礼者が現れるのはたしかなことです。